引っ越しのサカイで、本来なら社内でシュレッダー処理されるべき顧客データを、社員が自宅に持ち帰って一般ゴミに出していたという。共同の集積場にあって発見され、問題になったくらいだから、おそらくは目につきやすい量だった。1顧客あたり数ページ以上の分量がありそれが400人分以上ということだったならば、1回で家に持ち帰るのは難しく(電車通勤はもちろん、仮に車通勤であっても面倒そうな量だ)…数回に分けて持ち帰ったのではと考えてしまう。
社内で少しずつシュレッダー処理したほうが、その持ち帰る手間を考えると、はるかに楽だったのではないだろうか。あるいは違反と知りつつも、自宅で内容を見る心づもりでもあったのか。それならデータとして持ち帰ったほうが楽なはずだ(←犯罪を推奨しているわけではないが、一般的感覚として)。
そのあたりを、一般人に公表するしないはともかく、社内で徹底調査し情報を共有しておかないと、今回の件だけで済むとは思えない。