ダニング=クルーガー効果と、インポスター症候群

 天候が変わりがちな季節、こちらにお越しのみなさまは、いかがお過ごしのことだろう。

 天候などの影響かもしれないが、わたしは気持ちが不安定になることがある。去年は8月〜9月のころがひどかった。寝つけない、眠れないなどで、あれこれ試した。その後にヤクルト1000を飲むようになり、だいぶ改善されたのだが、この半月くらいまた寝られない日がある。ヤクルト1000の貯金が切れたのか、あるいは飲んでいなかったらもっとひどくなていたのかは、いまのところわからない。なんとなく早めにこの時期が過ぎ去ってくれることを祈るのみだ。

 ときおりだが、気分が落ちこむと「自分なんか運がよかったから無事に生きているようもので、世の中にはたいへんな暮らしをしたり、生活そのものが安全ではない状況の人もいる、自分なんか、たまたま運がよくて…」というループにはいってしまいそうになる。

 そこまで深く考えるのはたまにだが、漠然と「すごい人間でもないのに、無事にのらりくらりと生きている」というのは、つい頭をよぎる。楽しいことをしていると「楽しいことをして過ごしてしまった」と、考えることもある。
 疲れているのだろう。それは自覚している。

 ところで(わたしと違って)実際にすごくがんばった人物が、適切に評価を受けているのに「自分は運がよかっただけ、ほかにもっとすごい人もいるのに、なぜ自分が評価されたのか」と考えてしまうのを、インポスター症候群と呼ぶと聞いている。勉強家、努力家で知られる、世界に名だたる有名人らも、こうした考えで罪悪感をいだいた経験があるとのこと。

 先ほどこの言葉をど忘れしてしまい、曖昧な表現で検索したところ、インポスターより先に「ダニング=クルーガー効果」の説明が出てきて面くらった。こちらは、ただ状況に慣れているだけで努力もしていないし、能力も高いわけではないのだが、「自分はできる」と思って成長の必要性を感じずにいる人たちのこと。

 あー…。これは、身近にいたら迷惑だ。だが何を提案しても却下しそうな人物(自分のほうがよくわかっているから、話を聞くまでもないというそぶりを見せる)は、割合として高いかどうかはともかく、遭遇したことがある気がする。だが改善案を蹴るわりには、自分でなにかすごいことをしてくれるわけではない。よけいに周囲はイライラする、という流れだ。

 日常的には誰かと会話しなくなって、まるで引きこもっているかのような日々が長くつづくと、やはり心身のバランスを欠き、よくないものかもしれない。これからもできるだけ毎日散歩に出ようと思う。

投稿者: mikimaru

2021年現在「バウムの書」、「お菓子屋さん応援サイトmikimarche」などのサイト運営に、力を入れています。 かつててのひら怪談というシリーズに参加していたアマチュア物書き、いちおう製菓衛生師の資格を持っています。 バウムクーヘン関連や、昔からの知人には、「ちぇり」もしくは 「ちぇり/mikimaru」を名乗っています。

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