昨日だが、ネット上で読んだ新聞記事に、成田山で護摩のお焚き上げがおこなわれたというものがあった。最初に読んだものがどの社の記事か忘れてしまったが、見出しの最後には「炎に三万札」とあった。
そそっかしいわたしは「なんと、炎に三万円札を!!」(←そんな紙幣は存在しないがとっさに驚いた)
よく読んだら「さつ」ではなくて「ふだ」で、護摩札の三万枚という意味だったらしい。だが普通の暮らしをしていると、フダよりサツを先に連想してしまうものではないだろうか。
もしやと思い、家族を手招きして画面を見せた。すると、同じ読み間違いをして「うっ!!」と絶句している。そこで「フダだよ」と言ってみたところ、落ちついた。
それはそうと、空(そら)がけっこう困る。「空いている(あいている)」のか「空いている(すいている)」のか、「空っぽ(からっぽ)」なのか。こういうことがある文字では、ルビを振るか、最初からひらがなにしてしまうということも、必要になるのだろう。
ちなみによく聞く話では、中国語では日本の企業の略称「全日空」は、一日中ガラガラという意味になるのだそうだ。