この話を書くのは何回目かわからないが、眠れない時期の夜間によく感じることである。
夜間や明け方の気になる音。何なのかはわからないが、少し離れた路上で携帯電話で話をしている人間がいるのか、テレビなどの音声が流れてくるのか、あるいはすぐ近くで(自宅または隣家で)エアコンなど家電の音がしているのか——何の音なのかがさっぱりわからないが「聞こえる気がしてとにかく気になる」というものである。いったん気にしはじめると眠れないし、何やら怖いと思うことがある(明け方に路上また自宅の窓を開けて喋るような人がいるのなら、住環境として好ましくない)。
以前に「どこかの家で大きな音がしている、夜中なのに」と思ったら、自室の家電の音だった」という笑い話もある。だからできるだけ気にしないようにしているのだが、ときおり家族が「ほんとうに携帯電話で話をしている人もある」ということで、あながち気のせいでもないらしい。
こんなことを気にしていくうちに疑心暗鬼になり、高齢者などが不安になったり妄想をいだいたりしながら不幸せなループにはいっていくのではないかとか、勝手に思い描いてしまう。とにかくわたしは、もともと不眠など、精神的に不安定になる時期があるので、気をつけなければいけない。