中野のマルイ1階にもあるし、阿佐ヶ谷の高架下(高円寺寄り方向で、以前にアニメストリートがあったあたり)にも、調理済みの料理がパックにはいった冷凍食品の自販機が並んでいる。
以前から餃子など何らかの単品を売る自販機があるとは聞いていたし、最近は菓子店が焼き菓子を入れている例もあるようだが、こうした完全な「メシ」系ばかりを多種類まとめて自販機で扱うというのは、うまくいけば——味と値段の釣り合いがとれている前提ではあるが、今後のビッグヒットになるのではないだろうか。
昨今では電子レンジを持っていない人の割合はかなり低いと思われ、解凍がなされない時間内に持ち帰って冷凍しておけるならその日のうちに食べる必要もないので、利便性が高いと同時に気楽さもある。
中野のマルイで見た自販機は残念ながら現金のみだったが、電子マネー等に対応すればますます利用の増えるはずだ。
立ち止まってじっくり見たわけではないが、エスニックが多そうな印象を受けた。自販機に抵抗のない世代が好きそうな味から開発しているのかもしれないが、いまどき中高年や高齢者も興味津々なはずで、提供する料理の幅をぜひ広げていってもらいたい。