昨日ひさしぶりに郵便局で外国への荷物を出したのだが、この数年ほど手書き宛名での荷物は受けとらないという方針が強化されているため、今回も自宅のプリンターで印刷をして持っていった。(国際郵便マイページサービスに会員登録すると、必要事項と宛名などがパソコンから印刷できる)
わたしはたまたまパソコンがあるし家で印刷ができるが、ない人はどうするのだろうと思ったら、スマホ用に「ゆうプリタッチ」というアプリがあるらしく、それでデータを作成してから郵便局に行くと、自分で印刷できるのだそうだ。出かけた郵便局に専用の機械が見あたらない場合は、窓口に番号を告げると印刷してくれるのだとか。
それにしても、コロナ禍で減便になっている影響が大きく、今年も小形包装物は(航空便では)送れなかった。去年は苦渋の決断で船便にしたがアメリカまで3ヶ月かかってしまい、やきもきしたので、可能ならば航空便を選びたかったのだが——航空便では国際小包の扱いになる。
そのため今回は1kg以内(国際小包の最低単位が1kg)で荷物を作ったものの、4200円かかった。中味より送料が高い現実…。しかしよく考えれば、国内でも大きな荷物やクール便であれば1000円前後の送料がかかっているわけで、外国まで4200円ならば、状況を考えれば納得すべきである。それに小形包装物と違い、番号を入力すれば郵便局で追跡もできる安心感。
コロナ禍以前は、小形包装物ならアメリカまで千円台から、重さによっては2千円台で送れた。さらにSAL扱い(遅れる可能性がある輸送方法)ならば数百円安かった。現在の国際小包は減便などの状況を鑑みて、特別なチャージが800円含まれての4200円だそうである。その800円は、いつか元にもどることがあるのか、あるいはこのまま据え置きになるのか。
いや、それ以前に、新型コロナの状況は今後どうなるのだろう。