先日、近所の格安店で寿がきやの「富山ブラック」というカップ麺を見つけた。見たことがないものだったので買っておいた。そもそも寿がきや自体をさほど見かけるものでもないので、とりあえず「めずらしい」だけのリアクションで手に取った。
寿がきやがあまり東京で有名ではないことを示す事例として、食べようとしたときにうちの家族が「寿がきやってどこのブランドだっけ」と言ったことを(つまり日清や東洋水産などのメーカーが出している「ブランド」だと思ったらしい)、ねんのため書き添えておく。
さて…。写真は載せないでおくが、とにかく黒かった。そして味が濃すぎてスープが飲めなかった。
Wikipediaを見ると、かつて肉体労働の人たちのため屋台のラーメン屋が出していた商品に由来するという。
めずらしいからと買ってしまったのは自分たちだが、せめて、なんらかの警告がほしかったと思う——あったのかな。激辛商品なら買わないが、富山ブラックという名前からは、あの危険な濃さは連想できなかった。