夕方の散歩を、いつもより15分くらい早く出ようとしたところ、どうも空の様子がおかしい。雲の色はさほど暗くないのだが、多少の雨が落ちてきそうな気配だった。実は昼ころに数分間「晴れているのに雨」ということが2回ほど感じられていたので、ぽつぽつくらいは降るのかと、ねんのためにふたりとも傘を手に歩き出した。
ところが数分後「もしや本降りになるのか」と、顔に当たる雨の量が急に増えたことで、傘を差す。高齢の女性が心細そうに歩いていく。自宅は近いのだろうか。ゆっくりと歩いているのでもしやずぶ濡れになるのではと心配になる。
そうこうするうちに、間違いなく土砂降りに。傘を持つ人も持たない人も、合わせて10人以上が雨宿りしている場所があったので、わたしたちも10分程度そこで過ごすことに。
空はけっこう明るい。すぐに雨が止んだとしても違和感なしである。だが雨粒は激しく、そして大きい。
ようやく、歩いても問題ない程度まで雨が弱まったので、その近くの店に寄って必要な食品を買い、すぐに帰宅することになった。