まじめな文章や、長い文章を書くことが好きである。そして日本語でお付き合いしている友達のほかに英語圏の友達にも1回の投稿で用件を済ませてしまおうと、日英両方を挟みながら文章を書くこともときおりある。そんなときにGrammarly+DeepLの組み合わせを基本とし、難しい用語や微妙な表現にはChatGPTやらあれこれもチェックするようにしている。
昨日は「○○さんはトシなので体にガタが来たようだ」といった意味合いの文章を打っているとき、「ガタが来た」に何か英語らしい変わった表現があるのかと、自分で平凡な英語表現を書く前にまずDeepLにその部分をコピーしてみた。
出てきた英語が rattled (ガタガタ鳴る)やら rickety(こちらも物体などが鳴るときに使う)なのだ。あれれ、と。これは人間に使うとどういう意味になるのだろうと思ったが、一部のサイトで rattled を、酔っ払ってふらふらするような意味と書いているものの、やはりこれらの単語は人体というより物体に使うことが多いのではないかと考えた。
ただ、物体がガタガタ鳴ることと、ガタが来るというのを同一のものとしているデータがどこかにあり、DeepLがそれを信頼して表示していることは考えられる。あるいは、日本語であっても自分の体をおどけて「ポンコツ」のように言う人は存在するので、英語でも同様の感覚で通じないことはないのかもしれない。
だが人前でまじめな文章を書く以上、そして自分がおどけているニュアンスを出す必要がない場面では、やはり無難なもの(体のあちこちが不調 / feels uncomfortable everywhere )として訳すのがよいと判断した。
DeepLはこのところかなりの信頼を寄せているが、やはり参考程度にとどめておくべきだし、最後は自分の頭で考えたい。
ところで長い英語を書いたときだが、GrammarlyでチェックしたあとにChatGPTで改善案を提示してもらうと、かなりおもしろい文章が出てくる。内容の構成と趣旨から逸脱はしていないが、雰囲気がやたらとしゃれている。勉強になるが、真似しようとしてできるものでもないので、いっときの楽しみとして読んで終わりにしている。