近所のクリニックに、区民検診(の一部)を頼むため、出かけた。その病院と医師は、以前に義母が月に1回程度は通院していたころにお世話になっていたのだが、このところほとんど寄る機会がないままに過ごしていた。前回の検診で何を話したかまで覚えているのだが、あれが2年前とは思えないほど、最近の出来事に思える。
認知症の義母を東京に呼んですぐ、認知症の高齢者はどんな病院に連れていけばいいのかもわからないまま、ひとまず自分たちが慣れているからという理由で義母を連れていったところ、介護保険サービスについてなど教えてくれたほか、ケアプランセンターまで紹介してもらえたという、たいへん恩義のあるクリニックなのだ。以前はちょっとした用件でもわたしはすぐ出かけて薬を処方してもらっていた。だが義母が施設にはいって以降は、ほんとうに数えるほどしか出かけていない。
さて、わたしの検診が終わるころ家族が高円寺駅の近くを歩いていたのだが、メッセンジャーで「アンミラが買えた」と連絡が。去年も今年も12月に高円寺駅に催事で来ているアンミラだが、去年は朝のうちに何十人も並んであっというまに完売になっていたのだ。今年はそれほど混んでいないのか、午前の11時半くらいに通りかかったら2〜3人しか客が待っておらず、買えたのだという。ひさしぶりに食べたせいか、懐かしさで記憶より美味に感じた(昔は「普通に美味しい」程度だったはず)。
昼過ぎに帰宅して今日の分の外出は終了とし、いつもなら夕方の散歩に出かける時間帯を家でのんびり過ごすことが出来た。