中野駅近くにはダイソーが2軒ある。ひとつは以前からある早稲田通り沿いのもので、中野ブロードウェイの北側入り口の近く。ビルで4階建てくらいである。もうひとつは中野ブロードウェイの中にあとからできたもので、先に出来ていたほうにくらべたら売り場面積は少ないが、有名ビルの地下ということで賑わう。
実はこの2軒、聞いた話だがあとからできたブロードウェイ内のほうが直営店、以前からある早稲田通り沿いのものはフランチャイズという違いがあるのだそうだ。——まあ、それは置いておくとして。
今日、中野通を散歩して歩きながら桜を楽しんだのだが、ちょっとした用事でこの以前からあるほうのダイソーに寄ることに。すると、あらびっくり…セルフレジ「しか」なさそうである。中野という土地柄、けっこう高齢者の客もいるのではと思われるが、並んでくださいという床のマークに沿って歩くと、たどり着いたのは無人レジが並ぶ一画だった。
幸いなことにわたしたちもこうした簡易無人レジには慣れてきているし、何事もなく会計できたのだが、よくある「一部有人レジ」的な配置はなかったように思う。店員さんが「レジ○○番が空きましたよ」と大きめの声で客に知らせていたので、客をレジに誘導するという意味では係員はいたわけだが、もしとまどった客がいたらサポートもしてくれるのだろうか。
何せ、床のマークを見つつ「こちらがレジ」とわかった段階では、わたしたちにはそれが無人レジかどうかはまったくわからなかった。そして選択肢はとくに書かれていなかった。
ブロードウェイの中のダイソーは、係員のいる有人レジと、無人レジと、どちらも利用できたような記憶があるが(ただし最後に利用してから半年以上は経っている)、やはり1台くらい有人レジがあったほうが客も安心できるのではないかと思う。
もっとも、いまだに現金のみの有人レジしかないダイソーもあるので、一概には語れないことかもしれないが。