ときどき買っていた大好きな洋菓子店「アンファンF」さんが、なくなっていた。気づいたときには内部が運び出されて、がらんどう。せめて閉店が予告でもされていたのならその直前に買いに行ったのだが、たまに前を通っていたものの、別に張り紙などなかったような。ゴールデンウィークの前に閉店を紹介した地元の記事がFacebookにあったようなので、その頃に閉じたのだろうか。
さて、都立家政の商店街は、南北でかなりこぢんまりとしていて距離も短いのだが、以前は和洋菓子の店が多かった。今回閉店のアンファンFさんの斜め前で、現在は介護ステーションになっている場所も和菓子店だったし、つい最近になって解体されたものの長らく空き家だった都立家政駅目の前の建物は「コトブキ」と書かれていた。ここはわたしが都立家政に散歩に行くようになったときはすでに閉店していたので、何年くらい前まであったのかはわからない。
駅の北口方向にはケーキやパンがあったと思われる(わたしは入店したことがなかった)モンドパーラーもあった。モンドパーラーは系列店のスタッフが足らないのでそちらを優先して店を閉じているとの張り紙が以前にあったままだ。
パン屋は数年のあいだ不在だったが、その後に食パンの「アネモネ」さんが登場して以来、地元の人々は救われた。
ああ、それにしても、アンファンFさんがショックすぎる。店構えは地味だが、美味しい店だった。