よく、保証期間がそろそろ終わるというタイミングで壊れる商品のことを、ソニータイマーと揶揄するけれども、実際に(ソニーではないいせよ)ものの寿命というのは決まっているのだなと、思うことがある。
以前のことだが、洗濯ばさみのたくさんついたプラスチックの物干しハンガーが、調子が悪くなった。洗濯ばさみ部分はともかくとして、その周囲の枠が、何らかの意味で使えなくなったのだと記憶している。洗濯ばさみ部分がもったいなかったのでそれを外して、枠だけ捨てて買い直した。
そのときの洗濯ばさみが(特徴的に同じ色合いなので間違いないのだが)、この1週間程度で使おうとするたびボキボキと割れた。おそらくぜんぶで10個程度あっただろうが、それらのほとんど、そしてそれ以外の会社のプラスチックの洗濯ばさみも、使おうとするたびにボキボキと。わたしだけではなく家族も「あっ」と言っていたので、全体の数はわからないが、わたしは1日で2〜3個壊したこともあった。洗濯ばさみがだいぶ減った。
わたしの洗濯ばさみの用途は、安いハンガーにタオルなどをかけて、洗濯ばさみで挟んで(風で飛ばされないようにし)外に干して夜に回収、というものである。強い日差しや風にさらされて毎日屋外に出されているので、それは傷むこともあるだろう。あって当然である。だが時期も不明な他社製品も含めて毎日のようにボキボキと壊れるとは、どういうことだろうか。洗濯指数のように洗濯ばさみが壊れるでしょう指数でもあるのかと思ってしまう。
以前にまとめ買いして愛用している金属の洗濯ばさみは丈夫なのだが、買っていた店が取り扱いをやめたらしく、同じものは買えない。そこで今日は100均で類似品を買ってきた。5個入り110円だったので、2セット。これでしばらく洗濯物は安泰である。