先月だが、別々の機会にルービックキューブの話題を耳にして、ひさしぶりにやってみたくなった。その話をしておいたせいか、先日Amazonのセールでいろいろ買うときに、家族がルービックキューブも一緒に注文してくれた。
おそらくコツみたいなものがあって、それを会得できるように工夫しながら順繰りにやっていくと、いつか解けるようになるもの…なのだろうだと思う。だが娯楽としてあれを目の前に置いている心境は「適当にやったら、いつか解けたりして」というもの、言い換えれば「ありそうにないことが偶然に起こったりして」という、その魔法みたいなのが出たら楽しい(実際にしっかり理詰めで解くことはあきらめている)ということなのではないかと思う。
思いがけず、人生というか、人の生き方について考えてしまった。
若いころから自分の人生を思い描き、しっかりと予定に組み込んで「これなら失敗しない」と考えに考え抜く人もいると思う。あるいは幼少時から親や周囲がその土壌(しっかり計画を立てようと声がけをしつつ意識を高めるような環境)を育んでいる場合もあるかと思う。いっぽうわたしは、ちゃらんぽらんなところがあり、子供時代からのたったひとつの願い「田舎を出て東京に暮らす、もし可能なら外国に拠点を持つ」だけを、胸にいだいてきた。それ以外のところは結果として付録のような夢の残骸になってしまったが、外に暮らす夢だけは譲らなかった。
おそらくルービックキューブも、解説サイトや指南書のようなものはあるのだろうが、わたしは「きっとこれができる人はすごいんだろうな、頭がいいんだろうな、自分も1回でいいから作ってみたい」と、そう思うことが自分にとって楽しいのだろうと考えている。
ちなみに子供のころに1面と2面くらいは作れたような記憶があるが、6面はもちろん達成していない。