何年か前から、いくつかの有料チャンネルでシェトランドをやっていて、たまに見ようかなと思ったものの、決心が付かずにいた。ある意味で「妙な思い出」のある話なのだ。
評判が高そうな話だったので、最初の4作までペーパーバックで本が買ってあった。だが3を読んでいる前半で人生がけっこう変わる出来事があり(義母が認知症でまさかの同居)、もう、その後はつづきを読もうと思っただけでそのときの衝撃が思い出され、何もできなかった。そして原作を12年以上も放置してあるらしい。なぜ12年以上と具体的に書くかというと、当ブログで「3巻目を読みかけて放置」と、書いていたためだ。
このたび、U-NEXTで最近になってシリーズがそっくり見られるようになったとわかり、しかも最初の話がわたしが読みかけて止めていた3作目が原作なので、見てみることにした。これで過去を乗り越えられたら、買ってあって読んでいない4作目も読めるか? (テレビで先に見てしまうわけだが)
さて、まずは最初の話。(原作では3作目)
全体的には、いい。主演の役者とか、サンディ役とか、島の雰囲気とか。
だが登場人物が記憶とだいぶ違う。メインのキャラでサンディと一緒にトッシュという女性がいて、それが原作にいなかったにもかかわらず、なんだかすごく馴染んでいる。まるでもともといたかのように。
ペレスの娘の名前がキャシー。わたしが覚えているキャシーだとしたらかなり年上で、テレビでは高校生くらい。原作ではキャシーの母にあたる芸術家の女性がいたと思うのだが、テレビではけっこう前にお亡くなりで、地元に長く暮らすキャシーの実父とペレスとが、キャシーを見守っている設定。
この作品が2013年で、その後ときどき映像化されてきた模様。U-Nextにしばらくあると思うので、のんびり見てみるとしよう。