今日は午後から、あのテレビ東京でさえ(時間は他局より短かったものの)民主代表選を中継。わたしはミヤネ屋とutream.tvなどで見ていたが…。
疑問に思うことがふたつ。
なぜネットでは圧倒的に小沢支持派の声が大きかったのか? 三ヶ月前に一線から身をひいたばかりの人物にくだされるであろう一般的な評価から、きわめて常識的に考えて、半々の流れになればよいほうで、ほとんどは菅支持にまわると予想していた。
だが一部のネットでの声(そして一部の遊説先で飛んだ野次)を聞くと、菅総理を罵倒し小沢前幹事長を神であるかのごとく盛りあげる声が目だった。ひとりやふたりの煽りで生まれる盛り上がりではないと感じた。
おそらくは、いちいち声をあげなくてもいいと思っている立場の人が多数だった(サイレント・マジョリティの存在)ということかもしれないが、それにしても異様に思えた。
そして、なぜ国会議員票で200 対 206 にまで近づいたのか。地方議員票も4対6ほどで差が埋まっていたが、党員とサポーター票では菅氏の圧勝だった。
ほんとうに小沢氏が総理になるべきと思って投票した人ばかりならば、別にかまわない。だが「世話になったから」「議員になれたのは小沢氏のおかげだから」という人が、少なからずいたのではないだろうか。そうでなければ党員やサポーターの票(一般的な国民の立場により近い人たち)と、ここまでひどい乖離が生じるとは思えない。
議員さんたち、目を覚ましてください。国民が望んでいるのは政治であって、あなたがたの身の回りの義理人情ではありません。さっさと仕事してください。