2009年のアメリカ映画、主演モーガン・フリーマン、共演マット・デイモン。
27年間の投獄(反体制思想のため)の末に南アフリカの大統領になったネルソン・マンデラが、かつて白人のスポーツとして国民からそっぽを向かれていたラグビーチーム「スプリングボクス」を、白人を許し次の時代に進んでいく新しい国の象徴として支援し、国民を結びつける大きな存在へと育てていく姿を描く。
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イーストウッド監督作品は、おそらくほぼすべて見ているように思う。今回も「いい題材を拾ってきたな、イーストウッドは」と、本来なら苦悩に満ちているはずの時代に、ラグビーチームの成長と国民の希望の集結といったよい面からスポットをあてて…と思って見ていたが、あとでWikipedia日本語版を見たら、なんと映画化権を持つモーガン・フリーマンが脚本をイーストウッドに見せて、監督を頼んだという。
Wikipedia:インビクタス/負けざる者たち
時代背景を考えると、こんなにきれいなストーリーでよいのかという思いと、映画化されるとしたらベストな状態(制作、役者、監督)だっただろうという思い、いろいろある。なにはともあれ、モーガン・フリーマンは名優である。