先日、モバイルサイトにスマートフォンでアクセスした際に情報流出が見られたというヤマト運輸(クロネコモバイルサイト)の対応が早くて適切だったという話をネットで読んだが、今回「サンプル百貨店」での例は、いまひとつの対応かな。
サンプル百貨店
関心範囲や家族構成などの情報を登録しておくと、協賛企業からサンプルがもらえるサイトなのだそうだ。このサイト運営会社で働いていた(派遣)社員が、情報を持ち出して、どこぞに売りつけたとのこと。
対応がいまひとつかなと(わたし個人が)感じる、今回のお詫びのポイント
○ お詫びがPDFファイル
検索エンジンに文章表現が引っかかりにくく、読んだ人間がコピペしにくいと考えているのだろうが、いまどきそんなことはない。見てわずらわしいだけ。お詫びくらい、さくさく読ませてほしいと思う。
○ 派遣社員の派遣元会社名を文書中で数回明記
それはたしかに、サンプル百貨店も被害者だろうが、登録していた利用者がその派遣会社を選んだわけではないのだ。謝るべきなのは「お客さんに登録してもらっていた主体」である会社であって、その会社が使っていた派遣会社ではない。
○ このお詫びファイルを許可なく引用、転載することはご遠慮ください、という表現
これは何…。転載はともかくとして、引用までどうこう書くのは、よくわからない。お詫びをしている気持ちがあるのかないのか。たとえあっても、何やら印象が悪い。