放送開始のころは「ケイゾクを超えられっこないし」と勝手に思っていたのだが、回を重ねるごとにどんどんとはまってしまったのがSPEC。当麻(戸田恵梨香)と瀬文(加瀬亮)のコンビが、いい味を出している。
どんな最終回になるのかなと思ったら、冒頭でいきなりびっくりさせられて「そうきたか」と。
前話のラストで「じゃあやはり一十一(にのまえじゅういち)は最強なのか、いわゆるラスボスか?」と、見る側をかなり惑わせておいて、最終回の冒頭で一気に流れが変わった。ではこれにどう立ち向かうかと思ったら、最後の最後に、きれいにカタがついた。すばらしいぞ、すっきりした終わらせ方だ。
番組の最後までずっと見ていたら、12年近く前にケイゾク最終回のクレジットあとに出たあの言葉を意識してか「映画なんかぜってーやらねーし」(のような意味の言葉)。
脚本の西荻さん、12年後でもいいから、また何かおもしろいのをお待ちしてます。
参考リンク:
Wikipedia: SPEC〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜