芝居に出かけるのはひさしぶりだった。今日の午後、オペラシティ隣の新国立劇場にて、堤真一ほか豪華キャストによるお芝居「舞台は夢」を鑑賞。
チケットに書かれていた番号どおりに進むと、そこは舞台の裏に作られた臨時の座席で、舞台は全体の中央になっていた。だが役者さんたちがあちこちから出てきたり、向きにあまり関係のない演出となっていたので、じゅうぶんに楽しめた。
息子に厳しくしすぎたせいで家出されて10年、その息子がどうしているかを知りたくなった父が魔術師アルカンドルのもとを訪れ、消息を尋ねる。魔術師は亡者たちを使い、息子のその後を舞台を見るがごとく再現させるという。父は言いつけを守り、勝手にその場を離れることなくじっと亡者たちの再現を見つめる、という話。
息子は成功し、そして、悲しい結末が…!?
だがその結末には、魔術師アルカンドルの意外な解説がついていた。
たまには、観劇もいい。昼間だったから安心して楽しめた。ちょっと買い物をしても帰宅が17:30ころ。これくらいなら人ごみも風邪菌も気にならない。