レンタルDVDにて鑑賞、2010年のラッセル・クロウ版。期待しないで見ていたら、けっこうよかった。
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かつて自分の給料で買った初めてのビデオデッキに初めてレンタルしてきた映画の一本がケビン・コスナー版のロビン・フッドだった関係で、ある意味「なんじゃこりゃ」作品ではあったものの、思い出深い。さらにロビン・フッドには、ほかにもいくつか思い出がある。
そういえば、ショーン・コネリーとオードリー・ヘップバーンの「ロビンとマリアン」は、何とかしてほしかったなぁ。マリアンが壊れすぎというか、意味不明なキャラだったっけ。
というわけで、まったく期待していなかったが、このラッセル・クロウ版は、けっこうよかったのだ。
人がロビン・フッドという名前で抱くイメージ(森に君臨する盗人もしくは義賊)は、作品中ではほとんど出てこない。映画の最後のほうで「ああ、ここでこうなって、あのロビン・フッドになるんだな」とわかる。つまり、そこまでの長い道のりが描かれている作品。
ロビン・フッドというのは、名前とだいたいの存在が何百年も語られているだけで、実在したかどうかもわからない人物らしい。だから映画化されるたびにストーリーや設定が異なるのは当然のようだ。
ラッセル・クロウといえば、この作品から遡ること10年の「グラディエイター」やら、その翌年の「ビューティフル・マインド」でもけっこう年齢がいっているように感じられたが、実際は64年生まれでまだ40代。たしかトヨエツと嶋田久作が出たアメリカ映画「 No Way Back 逃走遊戯」にも出ていたっけ。
マックス・フォン・シドー、ウィリアム・ハートなど、脇がきっちりと固まっている。やや長いが、おすすめ。