要介護の義母はデイサービスに出かけ、家族も自分の用事で出かけ、わたしはさてどこに行こうと迷いながら、とりあえず電車にだけは乗ろうと、家を出た。歩きながら、あちこちのショッピングスポットを思い浮かべたが、高円寺駅に到着する数分前に「そうだ二子玉にしよう」と決意。
二子玉にはこの春に二子玉ライズ(東急グループの複合ショッピングスポット)ができて、東急フードショーも充実していると聞いていたし、地下道から隣接で移動できるタカシマヤ(南館)には、バウムクーヘンカフェもできたのだった。
わたしが数年前に通信教育でお世話になった製菓学校が二子玉にあり、その後もときどきおもしろそうな講習があれば出かけていたが、そのころから数年、ずっと周辺は工事中だった。工事の白い壁に囲まれて歩きながら、いったいどう変化するのだろうと、思ったものだった。
そして今日。降りてみてびっくり。なるほど、こういう風になったのか。東急ストア(プレッセ)のあったあたり、その脇にあった線路沿いのミニ商店街のような場所をすべて吸収して、立体的でモダンな施設にしたのだ。願わくば、改装工事の開始以前に消えてしまった東急ハンズももどってきてほしかったが、贅沢は言うまい。
東急フードショーを中心に、ぶらぶらと見てまわり、地下からタカシマヤに移動して、そちらでも食品売り場をまわった。そのとき「お昼をどうしようかなぁ」と、きょろきょろしていたのだが、急にバウムクーヘンカフェのことを思い出した。食事メニューもあるのだとすれば、ちょうどいい、バウムと一緒に食べて帰ろう。
南館の3階に、見つけた。日のあたるテラス側の入り口もあったのだがわたしはタカシマヤの売り場からはいる地味な入り口に気づいてしまい「なんだ、人が少ないじゃないか」と、安心して入店。日のあたるほうの席は、そこそこ埋まっていたとわかったが、どうせなので人の少ない場所で4人掛けテーブルにつき、ひとりで食事をした。
熱々の神戸ビーフパイのセットと、ランチメニューを食べた人には378円で提供されるバウムクーヘン。
(珈琲はランチのほうについていたもので、バウムにではない)
普段まったくケータイを使い慣れていないので、撮った画像をその場でmixiに載せようと思ったら無理だった。そうだよな、これまでやろうと思ったこともないのだから、急にできるはずがない。ましてガラケーのログインでも、いまどきのスマホ(iPhone / Android)でもなく、Windows Mobileで、ウィルコムなのだから、ちゃんと方法を調べてからでないと。
さて、このあと、界隈を見てまわり、渋谷にもどって食品を買ってから、帰宅した。楽しい息抜きになった。
ところで、二子玉は今日が花火大会だったようだが、震災で延期になっていたのだろうか。10月の花火というのも、おつなものかもしれない。