asahi.comでたまたま見かけた記事。(2011.12.17)
江戸時代のものを中心とした人骨が発見されると、開発業者らを通じて持ちこまれたそれらを収集している、国立科学博物館に関する記事で、頭蓋骨の写真もある。暮らしが厳しくストレスが多かったであろう当時の人々を、残された骨が雄弁に語っているとのこと。
江戸時代の成人の平均身長は男性が150センチ台半ばで、女性はそれよりも10センチほど低い。日本のすべての時代の中で最も小柄だった。栄養状態が悪いうえに狭い長屋などに密集して生活したストレスの影響と考えられるという。「生活は厳しかった。スラムといった方がいい江戸の影の部分が骨には記録されています」と篠田さん。
エコな暮らしのサイクルが発達していたとも聞くし、活気づいていた街とも聞くが、やはり、病気は多かったのだろうなぁ。