浜松市で、泊まる側の視点から空き家を改装し、簡易宿泊施設として提供するアイディアを思いついた個人に、東京の学生らが協力することになったという。
静岡新聞 2013.09.05
空き家をゲストハウスに、東京の学生も協力 水窪町
いいなぁ、これ。
はじめから地方自治体の本音として「移住してほしい」とか「住民登録をしてもらって人口を増やしたい」という思いが強いと、固いアイディアしか集まらなくなるが、こうして、とりあえず数日滞在できる宿泊施設という自由な個人の発想がほかの都道府県にも広まれば、お試し滞在や別荘感覚の人も現れ、物事の流れがスムーズになるように思う。
シャッター商店街を逆手にとって、シャッターに絵を描いてアートに仕上げている場所もあるそうだが、やはり柔軟な人にどんどんと意見を出してもらえることが、その土地の財産になっていくだろう。地元のご年配の方々や自治体の担当者も、頭ごなしに反対することなく、とりあえずは意見に広く耳を傾けていけばいいのではないだろうか。