猪瀬知事ではないので、5000万円を無利子で預けてくれるような親切な人もいないし、ここはやはり、宝くじを当てるしか…と思うのだが、これまで最高に当たったのって、何千円だったか…? いや、運を貸してあるだけなので、いつかまとめて返してもらう予定だから、よしとしよう。
宝くじが当たったら、ほしいもの。いま考えるのは、別荘かな。別宅ならすでに候補があるので(誰も住んでいないがしばらくは管理をしていく義父母旧宅)、田舎の別荘だ。月の半分くらいはそこで過ごし、半分は東京に暮らす。ロシア人にとっての「ダーチャ」のような意味合いのもの(週末に訪れる家庭菜園付きの家)もいいし、普通に山荘みたいなのもいい。
だが、もっとも興味があるのが、以前から何度も冗談めかして提案しては却下されている「ハウステンボス隣」の分譲住宅(^^)。ヨーロッパっぽい家並みが美しくて、気持ちよさそうだ。だが「潮風が家に当たって修繕と維持費がかかるに決まっている」とか「あんなとこな〜んもないぞ、不便だぞ」と言われつづけている。もちろん、ふたりとも「元手がない」なんて話はまったく出さない。それを言いはじめたら何も夢を語れない。
夢見ているうちが花なのは、わかっている。わたしはつくづく、交通手段の限られた場所には住む度胸がない。車も運転免許もないし、何かあったら30分以内に大きめ病院に行ける現在の環境は、心の安心につながっている。だがもしかしたら…。逆に考えれば、東京のような都会だからこそストレスや慌ただしさで病気になる人もいるかもしれず、地方にいたほうが普段から健康かもしれない。
そうだ…!
わたしに必要なのは、別荘と、そしていつでも東京に「頻繁に」飛んで帰れるだけの豊富な交通費も気にならないほど大量の当選金ということだな。年末ジャンボは20日までの販売のようだから、ミニのほうも買っておくか(笑)。