無事に復旧すれば、3年と少し、かかったことになる。地元の人にとっては、喜びははかりしれないものだろう。
岩手日報 2014.01.28
三鉄、全線復活心待ち 4月の再開日正式発表に喜び
第三セクター・三陸鉄道(本社宮古市、望月正彦社長)は27日、東日本大震災を受け運休している南リアス線釜石―吉浜間(15キロ)を4月5日、北リアス線田野畑―小本間(10・5キロ)を同6日に再開すると正式発表した。再開日にそれぞれ現地で記念式典を行い、南北各1往復の記念列車も運行する。総延長107・6キロの三鉄再開への道筋がくっきりと浮かび上がり、沿線住民は喜びの声を上げた。
この路線を乗客として利用したことはないが、山田線の線路と走っている車両を、たまたま見かけたことはある。車の生活が中心になっているとはいえ、やはり列車はたいせつな足であるはずだ。外部からの旅行客にしてみても、バスなど別の交通機関に乗り換えることなく、沿岸をそのままスムーズに移動できるのは、利便性が高い。
かつて岩手の沿岸部には多少なりとも縁があった立場でありながら、三陸鉄道がまだ部分的に復旧していなかったことを、恥ずかしながらこの記事で知った。とても申し訳なく、恥ずかしい気持ちだ。