滋賀県で2008年にオープンして、去年(つまり開館から5年)の段階ですでに「掃除がゆきとどいた廃墟」であり「館内はウォーキングにぴったり」と本来の目的外のところで人気が出ていた商業施設「ピエリ守山」が、ついにメンテナンスのため長期閉館となったらしい。今後は何か別の商業施設になるのだろうか。
200店舗が入店可能というのに、去年くらいに入居は11店舗と書いてあったブログもあったようだ。虚構新聞ではしょっちゅうネタにされていたのだが、虚構新聞のことだから、てっきりさびれ具合も虚構の一部として楽しむべきものだろう、滋賀県民の謙遜なのだろうと、勝手に思っていたが…どうやら本当だったようだ。
さびれ具合と2008年以降の周辺との競争(大型ショッピングモールが次々に開店)は、こちらが詳しい。→ naver なぜ存続?「ピエリ守山」が生ける廃墟モールと化した経緯と理由
それにしても、文中にあるような数の商業施設が続々オープンしたら、さびれるのはピエリだけではなさそうな気がするが、それでも共食いせずに生き残っていけるのだとしたら、滋賀県というのはどれだけ人口がいるのだろうか。意外に琵琶湖周辺は、ベッドタウンとしての需要が高まってきているのだろうか。