3月中の買い置き対策として、小麦粉類は常温でもおいておけるので、ある程度の量をまとめ買いした。2.5kg〜3kgサイズを4袋と、1kgをいくつか通常通りの量で。だが問題はバター。わが家の冷凍庫のスペースにはかぎりがあるし、食材も冷凍しているので、バターばかりこれ以上は冷凍できない(通常でも合計で3〜4kgくらいは冷凍していると思うが、それ以上は無理)。
わたしが初めてカルピスバター(業務用)を買うようになってから、まだ15年くらいではないかと思うのだが、記憶にある一番安かった店は450gで600円台だった。現在は、種類にもよるが、だいたい980円〜1100円くらいである。小麦粉も国産強力粉が2.5kgで600円しなかったと思う。現在はブランドにもよるが、量は同じで800円〜1000円台である。
今日になって、いつも利用している通販サイトらでバターを見てびっくり。たまにしか購入しないがこれまで比較的バターが安かった tfoods.com あたりでも、どどんと値上げ。消費税だけの分とは思えない値上げ幅なので、原材料の高騰だろう。それにしても、いろいろな食材や完成品が「物価高騰につき」とお詫びを載せているのを見ると、その物価高騰の何割かの責任は「急に進んだ円安で平気な顔をしている政府」にあるので、腹が立って仕方がない。輸入大国に住む消費者のことを、なんだと思っているのだろう。自国民の台所くらい、一番に守れと言いたい。
しかも、バターはまたこの夏に品薄になりそうだという。値が上がって品薄で、もう頭をかかえてしまう。わたしなどは自家消費用だからよいが、お菓子教室やお店をなさっている方々のご苦労は、たいへんなことだろう。
酪農家も減っているし、バターも生産量が減っているし、外国からのバターには法外な税金がかかっているし、気が重くなるばかりだ。