昨日の朝(初日)に、新宿高島屋で数量限定品「ロッテ おおきなパイの実」を買いに行こうと思っていたのだが、あの通りの雨。さすがに行く気が失せてしまった。そこで1日遅らせ、今朝の開店前に高島屋に並ぶことにした。
噂によれば、昨日は初日で、しかも雨だったというのに1時間以内に売り切れたらしい。そのため今日は、わたしの当初の予定では9時半過ぎに到着の心づもりだったが、心持ち早めに。9時15分か、20分くらいには、地下鉄側入り口(B1の紀ノ国屋スーパーの近くの出入り口)に、立つことができた。
それでもおそらく、すでに40人近く並んでいたのではないかと思う。地下通路で蒸し暑いし、とんでもない時間を過ごすのかと思ったが、9時半を少しまわったころには、エアコンもしくは強力な扇風機のおかげで周囲に風がおき、落ち着いて待つことができた。あのままだったら、たいへんなところだった。
途中でやってきた係員さんに希望個数を告げると、その個数分の引換券を渡された。
だがそれを持っていたとしても列を離れてはいけないので、そのままの場所に待機。そして9時55分になると、売り場のすぐ近くまで特別に(待ち列ごとそっくり)移動させてもらったので、開店からまもなく、購入することができた。
開封していないが、外観はこんな雰囲気。大きいものが8個入りで1080円
(余分に購入してあるので、バウムの書フォーラムのプレゼント企画として、5/7日以降に抽選を予定している ^^; 。ご関心のある方は、ぜひ)
さて、ようやく本題にはいるが、並んでいる方々の年代というか、分布が、たいへん興味深かった。老若男女から「老女」を抜いた雰囲気だろうか。男性は半分か、6割くらいいたように思う。そこそこ高齢に近づいた中高年男性は「誰かに頼まれたな」という雰囲気も多少はあったが、40代前後の男性は「きっと会社や取引先で配って話題性を狙うのだろう」という予感、わりと若い男性らは「ブログに書いてやる」感が、ありあり(笑)。
高齢女性が少なく見えたのは”うまいかどうかわからない、腹が膨らむかどうかわからないものに、並んでまでカネを払えるか”という、実利的な心理が働いたのではと、勝手に想像してみた。実際、開店直後に別の入り口から早足で移動してきて、わたしたちの列を見て「どこにこの人たちは並んでいたの」と、整理で忙しい店員さんを大きめの声で呼び止めて質問する女性もいたが、どの入り口だろうと「パイの実の列はどこそこ」と案内図が出ていたので、知らなかったとは言わせない(^^;。自分は自分のはいりたい入り口から、定時にはいらせてもらう、早朝から並んでまで買うつもりはない、ということだったのだろうと、想像してみた。(そしておそらくその女性は、その段階ですぐ並んだのであれば、間に合ったと思う)
わたしのすぐ前にいた、まぁまぁ若そうな女性は、個数を聞かれて1個と答えていた。自分で食べてみたいということなのだろう。そしてその前にいたスーツ姿の女性、なんと小さめスーツケースを。う〜ん、これから羽田か、あるいは成田にでも行くのだろうか。これから疲れそうなのに、すごいぞ。
傑作なのが、スマホ操作。整理券が配られればほとんどが「パシャッ」と撮影、わたしもFacebookに載せたが、前のほうから順々に、整理券の係員さんが移動してくるたびに「パシャッ」である。ひとり暮らしの方々は、その場でSNSに「高島屋にいる」とか載せない方がいいだろうにと(セキュリティ上)、大きなお世話なことを考える。
あとで知ったことには、RocketNew24の人が同じ列(わたしより10人以上うしろ)に並んでいたようだが、そのブログの画像によると、ほとんどの人がうつむいている(笑)。きっとスマホ。う〜ん、すばらしい。
どういう層を狙ってロッテとコラボしたのかは知るよしもないが、新宿高島屋の今回の狙いは、かなり当たったのではないかと思う。並んでいる人間たちが勝手に宣伝して、混み具合などまで情報提供してくれるわけだから。
これで、問題は味なのだが(笑)、どうなのだろう。開封は1〜2週間先のことになるかと思う。買い物が楽しかったから、よしとしよう。
このパイの実は、5月6日までのようだ。早朝に並ぶ覚悟がある方は、ぜひいかがだろうか。