室町時代(1461年)から、550年以上も存在していた菓子店だそうである。残念ながら近畿地方が中心だったようで、わたしにはさほどなじみがないが、かなり大手だったのだろうと推測する。
わかやま新報 2014.05.30 → 駿河屋が破産手続きへ 老舗の歴史に幕
Wikipediaを読んだ範囲では、和菓子業界の景気が思わしくなかったところに、2003年に創業家出身の社長が架空増資で逮捕されたことを受けて上場が廃止となり、その後は立て直しが困難だったらしい。
何にせよ、この世の中において550年も経営がつづいていた菓子店という意味では、たいへん貴重な存在だったといえるかもしれない。