イオン系のチャージ型プリペイドカードWAONは、使用するときにレジで「ワン」と鳴くと聞いたことがあるが、今日はクロネコ営業所でメンバーズ割を体験すべく、初めてチャージと支払いを頼んだところ、お店の人が端末にかざすたびに「ニャン」と鳴いた。けっこうおもしろいな、これ。…いや、初回チャージは5000円なのだから、笑ってばかりはいられないのだが。
さて、最近よく思うようになったのだが、60年代からつづくスタートレックのシリーズには、さまざまな未来グッズが出てくる。世の中が実際に追いついていくのか、あるいはスタートレックに似せようと誰かが画策しているのか、けっこう作中のものに似ている商品は、実在するのだ。
たとえばクロネコさんの持っている小さな端末、あれはもうちょっと進化するとスタートレックTNGから登場したトリコーダーになりそうだ。
すでにオリジナルシリーズ(TOS)でカークら上陸班が持ち歩いていた通信機は一昔前の折りたたみ型ガラケーに似ているし(いまも折りたたみのガラケーは存在するが現実世界のもののほうが60年代のTOS作中よりも、薄型でかっこよくなってきていると思う)…
ヴォイジャー(VOY)のころクルーら全員が胸につけていた発信器は、かなり機能を凝縮させたウェアラブル端末の未来かもしれない。実際には、あと20年もしたらあれくらいのサイズで高機能な何かはできている気がするので、24世紀まで待たなくてもよさそうだが。
無理だとわかっていても実現してほしいのは、転送装置。移動に使いたいのではなくて体の再構成をしたいときに便利そう。TNGやVOYなどで度か、遺伝子を書き換えられてしまうなど何らかのトラブルに巻きこまれた主要人物らの治療や復元のため、転送で出ていった際のDNAデータとトラブル後の状態を比較して、一致しない(付加された)ものを除去するようなエピソードがあったと思う。
そういうのが実現すれば、最近になって発生した病気などは、除去できるようになるのにと、思ってしまうのだ。どんな病気かにもよるが、助かる人も多いことだろう。
なぜか、スタートレックは夢中になるのに、スターウォーズはそれほどまでには気分が乗らないのか。おそらく話題が広すぎてしまって、地球が出てこないからだろうな。スタートレックは地球も出てくる。だから親しめるのかもしれない。