地方に暮らすと、ちょっとした距離でも車に乗るのが一般的な場合もあるのかもしれないが、東京では、おおむね、住人はよく歩く。
だからかもしれないが、先月あたり話題になったJR田町駅〜品川駅のあいだが2.2kmしかないのに2020年ころ暫定的に新駅を作る話というのは、ちょっと驚いてしまう。駅というのは縦横があるので、純粋に線路だけを見たら数百メートルで1駅になるだろう。必要なのだろうか。
年寄りや体の不自由な方のためにもいいことだと、思う人はいるかもしれない。だが東京の、しかも山手線が通るようなあたりは、なんやかやとバス路線その他が発達している場合がある。地下鉄も複数あるので、必ずしもJRだけが交通手段ではない。
ちなみにわたしが近所を散歩混じりのジョギングでまわると、だいたいそのコースは3.8kmくらいだ。徒歩混じりとはいえ、だいたい30分と少し。この距離の中に「田町〜新駅〜品川」が、余裕で含まれることになる。うぅむ(^^;。
夜間人口のあまりいない場所、人がなかなか恒常的には集まらない場所を活性化させ、山手線界隈にも住居やコミュニティを充実させていこうという将来のプランでも、あるのだろうか。