今日は初めてコメダ珈琲という店にはいってみた。それというのも、店が中野の丸井の中にできたからだ。珈琲屋なのだから珈琲はあるだろうし、食べ物もあるだろうということで、遅い昼食をとろうと、連れとふたりで中野まで。
うだるような暑さ(午後2時前なのだから、当たり前である)のなか、途中でよるところがあったためなりゆきで徒歩の移動となったが、現地到着の手前で、暑さのあまり不機嫌になった。汗はぐっしょり、体に疲れがたまってきて「ああ、もうだめかも」と(大げさ)。
中野の丸井に到着すると、昼の時間は過ぎているのに、女性を中心として10名以上は店の前で待っている。とりあえず待ってみて、入店。カフェオレと、コロッケのプレート(ミニ)を頼んだ。
こ、これ、ミニか。でかっ。とりあえずミニにしておいてよかった。
カフェオレも美味しかったので、以前に聞いていた「朝のうちおまけのトーストがつく店」とか「シロノワールという食べ物が有名な店」という以上に、珈琲も期待できそうだ。
さて、混雑していたわけだが、すぐ隣にいた女性ふたりの会話がすごかった。
わたしたちのすぐあとに着席し、注文もそれほど遅れず、しかし注文内容はとても簡単なものだったのだが、どうもいつまで経っても運ばれてこなかったらしい。
わたしたちは大量の野菜と格闘していてしばらく気づかなかったのだが、どうも女性ふたりはずっと小声で「いつ呼ぶ?」と話し合っていたようで、意を決してチャイムを鳴らしたようだった。
席までやってきた店員さん(女性)に「珈琲ふたつとソフトクリームを頼んだけど、ずっと出てこない」と告げている。申し訳ございませんと、店員が下がる。
その直後、待たされたのに謝り方が普通だったとでも思ったのか、声は小さいのだが「○○(食べログのようなもの?)にでも、書いちゃうぞー」と、怖い話がちらほら。
ほどなくして、注文の品を持って、今度は男性店員(声の感じが20代くらい)が登場。明るくはつらつと「ほんとに、すみません、ご迷惑をおかけしてしまって」と、告げる。その女性たち(おそらく声の感じが40代くらい?)、つい先ほどまで「○○に書いちゃったりしてー」と言っていたというのに、急に元気になる。
なんだこれ、相手が若い男で、はつらつと謝ると、許しちゃうのか?(笑)
客「あーっ、ソフトクリームが、すごく大きいんですねっ」
店員(若い男性)「そうですね、ちょっと○○△△□□で(聞き取れず)…」と笑顔。
店員さんが去ると、客の片方がふたたび「ほんとに大きいわねー♪」、残る方が「ちょっと○○△△□□でとか、言ってたね♪」…だから何(笑)。
こんなちょっとしたこと(だが店の側から見れば接客する人間の年代性別という、そうそう選べない事情)によって、ネットに書いちゃうよーから、きゃぴきゃぴな会話になるということか…。客商売というのはほんとうに綱渡りなんだろうなと、妙なところに感心してしまった。
コメダ、次こそシロノワールを目指そう。店が中野に出来てよかった。