この数年ほど、羊肉の知名度と立場がよくなってきたのではないかと思う。今日は中野に最近できたイトーヨーカドー食品館で、複数の羊肉パックを見かけた。密封パックにはいってタレにつけられた状態で売られている加工品ではなく、自分で調理するタイプの精肉としてだ。
そして今日はなんと、パン屋のサンメリーで「ジンギスパン」という、タマネギと羊がはいった総菜パンを見かけた。ネーミングに笑いながらも思わず買ってしまったが、羊の香りがたしかにした。
ジンギスカンの知名度が上がったおかげか、だいぶ関東でも(味付きパックでの)羊肉販売は増えたが、まだラムチョップがどの店にでもあるわけではない。わが家では、ときどき山形の「なみかた羊肉店」さんでラムチョップや挽肉を買っている。ラム挽肉を豚か牛の挽肉とブレンドしてポテトグラタンにしたり、あるいはハンバーグにすると、とてつもなく美味だ。ラムチョップはクスクスに添える。
羊肉には、がんばってもらいたい。