最近、ユーグレナ製品があちこちで見られるようになり、スーパーでも緑色のそのパッケージに目を奪われ「ユーグレナって、野菜だったかな」と、近づきそうになっては、思い出す。そうだ、虫だよ、虫っ(–; 。み・ど・り・む・し♪
う〜ん、やはりそう考えると、どうもだめだ。
これだけあちこちで名前を聞き、ネット上の広告でもその名を頻繁に目にするわけだが、どこか「これってバブルではないのか、ずっとつづく気がしない」と、そう感じてしまうのは偏見だろうか。心の片隅で、どういうわけか、世の中に生まれては短命に終わるものと同じにおいを感じとっている(——あるいはそれは、匂いではなくわたしの願望かもしれないが)。
世の中に、魔法なんかない。魔法効果も魔法による解決策もない。それは何十年と生きるうちに、じゅうぶん実感できるようになったことだ。たとえば健康にはコレ、栄養にはコレ、環境問題にはコレ、といった具合に理想を絵に描いたように宣伝されるものごとは、たいていその裏にまやかし(またはごまかし)が隣り合わせだ。
ユーグレナは、何がすごいのか。何で爆発的に話題になっているのか。ほんとうの意味でのクチコミ(宣伝活動に誘発されていないもの)は、きかれているのか。
いま現在、わたしが好きこのんでムシを自分の体内に入れようと思うだけの合理的な根拠は、ひとつも見つかっていない。このまま見つからないとありがたいと思う (^^; 。