じんましんが出ることがあるので、皮膚科でアレグラを以前から処方してもらっている。しばらく飲まなくてもよかったのだが、三日前にひどい症状が出た。薬が効かないかと思うほどの、まるでナスカの地上絵か溶岩噴出かといわんばかりのじんましん。アレグラが残っていて助かった。
さきほど(夜の23時前後)に、急になぜかひどい鼻炎になった。さらさらした水のような鼻水が出て、たまにくしゃみ。たしかその1時間くらい前に「ちょっと冷えるなぁ」と実感したのも事実であるので、鼻風邪を引いたのか、アレルギーなのかわからない。だがこんな夜中に、別に大掃除をしたわけでもないのにアレルギー鼻炎というのも、考えにくい(昼間に大量のほこり舞い散る掃除をした直後ならばまだしも)。
手元には、期限がちょっと切れてしまった鼻炎カプセルと、処方薬なのでもしかしたら期限がとっくに切れているかもしれないが確認しようがないアレグラ。どちらを飲むか迷った。ネットで検索すると、アレグラは「アレルギー性の場合のみ効く」かのように書かれている。もし風邪だったら効かないのかどうなのか、専門家でないのでわからない。自分の勘は「アレグラできっとだいじょうぶ」という方向に傾きかけたが、市販の鼻炎カプセルは、以前からこういう状況で迷った際に、とりあえず飲んでいたことがある。
迷って、市販の鼻炎カプセル(ちょっと期限切れ)を、飲んだ。効いてくるまでに30分以上かかって、ゴミ箱にティッシュの花が咲いたが、ぴたりと止まった。
つらい時間帯が去り、あらためてネットを検索したが、アレグラは市販薬の場合は「鼻炎薬」という立場らしい。処方薬と成分は同じと聞いているが、わたしはじんましんの薬としてしか飲んだことがなく、それでじゅうぶんに重宝している。やはり市販の許可が下りるときに「何々向け」という定義を狭めて売ることが、求められるのだろうか。わたしにとってアレグラはじんましん薬で、ついでに鼻炎にも効くだろうという認識なのだが、そう売られているのであれば仕方がない。では市販薬で「飲むじんましんの薬」は、何があるのだろうか。アレジオンも鼻炎薬として市販されているようだ。うぅむ?
ひとまず、次回にこんなことがあったときのため、期限が切れていない鼻炎カプセルの補充と、アレグラの在庫確認をしておくとしよう。
しかし、なんだったんだろう、さっきの鼻水は…?