マジパンには、おおざっぱに分けても数種類あると思うが(たとえば細工用と焼き菓子に使うようなものは違うし、アーモンドと砂糖の比率の違いでも分類があるはず)、わたしがたまに作るのは——
アーモンドパウダーと粉糖をほぼ同量(やや砂糖少なめ)で、つなぎとしてわずかな卵白を使うものだ。
たとえば昨日は、アーモンドパウダー50g、粉糖43g、卵白をわずか(7g〜10gくらいだったのではと思う)で作った。合計がだいたい100gくらいになれば、菓子に使いやすいだろうと。
そのマジパンを練りこんで作ったバターケーキ。色が茶色いのは、アーモンドパウダーを直前にフライパンで煎ったためだが、もともと皮付きだったのでさらに色が濃くなってしまった。それに砂糖の一部を三温糖にしたことも関係があるかもしれない。
アーモンドパウダーは開封して日数が経ってしまったので煎ったが、ほんとうはローストされたアーモンド(または自分でローストしたもの)を、ミキサーで砕きながら粉糖とブレンドしたほうが、だんぜん香りがいい。
マジパンは、輸入物を買うと目玉が飛び出るほど高いし(それなりの品質であることはたしかだが)、国産品では砂糖の比率が高いもの(細工向き?)が多く流通しているように思うので、自分の好きな比率で比較的安価に使うには、アーモンドと粉糖を買ってきた上での自作をお薦めする。
参考リンク:
○ 楽天市場でマジパンを見る
○ amazonで、マジパンの本を見る。