今日は夜の8時半近くに大きな地震があった。まず近所の家から聞き慣れない警告音のようなものが大音量で流れはじめ「これまさか地震の警告じゃないよなぁ」と警戒していると、すぐ近くの別の家から、聞き慣れた警告音が響いて一緒に音を奏ではじめた。あ〜あやっぱり地震かと思っていると、いつしか、家の中はゆっくりと揺れはじめていた。
しばらく揺れていると、家族が帰ってきて玄関を開けた。迎えたときドアをすぐに閉じずに何かあったら外に出られる覚悟のほうがいいかと思う程度には、揺れていた。だがしばらく外を見て、玄関を閉じた。まだ揺れていたが、これから大揺れになるような予感は、しなかったからだ。
1階の用事を片づけて2階にやってきて、パソコンを見ると、Facebookで外国メディアが盛んに日本の地震を伝えている。震源は小笠原であることはすでにテレビなどで知っていたが、やはり文字や図で見ると情報が頭にはいりやすい。すると、ロシアのメディア(RT)が、「日本の Bonin Islands で、大きな地震」と書いているのを発見。え〜っ、小笠原諸島は英語で Bonin Islands と呼ばれているのか?
検索してみると、どうもこういうことらしい。
小笠原群島 → 英語名 Bonin Islands
(含まれる島が小笠原諸島より少し少ない。だが英語圏では諸島と群島をとくに区別せず、だいたい同じものとして扱っているようだ)
小笠原諸島 → ユネスコの世界遺産情報での記載では、英語名 Ogasawara Islands (ただし一般的には Bonin Islands と区別されていない)
どうも、検索してみた範囲では、Bonin Islands のほうが有名なようである。知らないことというのは、いくつになってもあるものだ。驚いた。
今回のような大きな地震で、死亡などの深刻な被害が出ていないらしいことは、日本に住んでいる身としてほんとうに誇らしいし、ありがたいとだと思う。
地震に慣れているから偉いというわけではないし慣れていることが幸せかどうかもわからないが、世界でも滅多に地震がない地域の方々は、日本人が体感で震度2〜3くらいに感じるものがあると、1週間くらい「あの日の地震が〜」と、話題になるほどの事件だという。
地震の多い日本だが、こんなときにも交通機関が乱れる程度で、翌日にはがんばって日常生活にもどる人々を、わたしはとても頼もしく思う。あいかわらず安倍政権は嫌いだし、うんざりすることが多い世の中だが、やはり日本が好きだと、あらためて感じている。