以前にずいぶんと話題になっていた岩手県の緑風荘は、そういえば2009年に全焼していたのだった。今日たまたま見た新聞記事によると、再建が決まったらしい。
岩手日報 2015.09.15 座敷わらしの宿、来春復活 全焼の二戸・緑風荘
たしか全焼の前には数年分の予約がいっぱいと言われていたが、今後はどうなるのだろうか。やはり、泊まりたいという人がいらっしゃるかと思う。座敷わらしが出てくれるといいのだが。
ちなみにわたしは、座敷わらしは見たことがないのだが、座敷わらしが8人くらい出てくる家の夢を見たことがある。どれくらい昔だろうか。30年近く経つかもしれない。
座敷わらしは、おかっぱ頭で金太郎みたいな服を着ていた。そのうちのひとりと、もろに目が合ってしまって、けっこう困った。どうもその宿(というか民家そっくりだった)のおかみさん(それがわたしの実母に似ていた)が、8人の面倒を見ているらしい。その宿(まるでわたしの田舎の家の、立て直す前の間取りそっくりだった)のことを1日中考えている人にだけ見えるという話だが、夢の中で「わたし見えちゃったけど」というと、おかみさんが、ではあなたが後継だといわんばかりに黙ってうなずいたので、それは困ると思って、目が覚めた。
知らない人の顔がドアップになって、それが見覚えない顔であったとき、夢の中で困ったなと思ったことが、ほかにも1回ある。それも同じくらい古い時期の夢だ。どちらかといえば山地と呼べる場所にあった小学校(わたしが通った場所)に、流氷のようなものがたくさん流れてきて洪水になるのだが、さすがに山地だけあってさっさと水は引き…わずかに残った氷水(それがドーナツ屋などの飲み物にはいっているようなクラッシュアイスのイメージ)の中に、男性が寝ていた。もちろん遺体。その人をじっと見て、知らない人だなと思った。
よく夢を見るが、知らない人の顔がアップになったのは、このふたつのほか、あまり多くないかもしれない。