ジョディ・フォスター主演の2007年アメリカ映画。
ジョディ主演といえば、以前に「フライトプラン」という作品で、ストーリーのあまりのひどさに口をあんぐりとさせられてしまったことがあるのだが、今回も懲りずに借りてみた。
暴力事件の被害に遭い、自らも重傷を負うが婚約者を亡くした女性、エリカ。意識がもどるまでに3週間もかかり、恋人の葬儀はとうに終わっていた。
退院し、街を歩く。すべてが危険に感じられ、自分を守るために銃を入手しようとする彼女だが、法定の手続きを待っていたら1ヶ月かかるかもしれないと聞かされる。その場に居合わせた男から、非合法の銃を手に入れた彼女。撃ち方を簡単に教えられただけのころ、それで人を撃つことになるとは、思っていなかった——
ストーリーに多少のアラはある。たとえば、6月11日ころに襲われ、3週間昏睡していたわけだが、撃ちまくるようになったころの事件報道で、日付が7月中旬だったように思う…。これだと、退院してまもなく普通の状態で動きまわっている計算になってしまい、奇妙すぎ。。。何週間かは、リハビリしてもらわないと。
まあ、でも、いきなり復讐や街の掃除を意図して撃ちまくったわけではなく、きっかけは偶発的なものであり、だんだんと足が洗えなくなっていく展開は、さほど無理がなかった。
これ、同じ設定で「ブレイブ ツー」とか 「ブレイブ スリー」とか、ギャグな名称でつづきを作りたい人がいそうだなぁ。ジョディは出ないだろうが。
(書くまでもないが、この場合の「ワン」は 1 の意味ではなく「人」だが、ギャグとしてツー、スリーを考える人がいそう、という意味)