5月中旬ころからアメリカの研究者のあいだなどで言われていたことだが、このたび日本でも、1957年以前に生まれた人の血清から、新型(ブタ)インフルエンザに抗体が見つかる例があったそうだ。
asahi.comから
新型インフル、日本の一部高齢者でも免疫反応
ただこれ、
小田切さんらは今回の新型インフルの発生前に医療機関が採取、保存していた60歳代から100歳代の30人の血清の免疫反応を調べた。すると、このうち4割の血清から新型インフルに反応する抗体が見つかった。
なので、あきらかに検査対象が少なすぎ。いちおう、こうした傾向が認められるということで、今後の研究を待つ必要があるだろう。
なぜ57年以前かというと、これはほかのサイトで以前に読んだのだが、1918年に大流行したスペイン風邪の、次に大きく流行したのがアジア風邪ということで、1957年がその切り替わり時期だったのだとか。
日本も感染者が2000人を超えたようだ。くれぐれも予防を心がけたい。