今日は白山神社に出かけて紫陽花を見てきた。そのあと巣鴨に出かけて激安の鰺フライ定食(ときわ食堂)を食べたりしたのだが、巣鴨に降りたのは何年ぶりだっただろう。最後に歩いてから5年以上は経過していると思うのだが、JRの駅構内が立派になって買い物スペースが増えていたことと、駅前の大通りがどこもかしこもソーラパネルになっていたことに、とても感動した。
最初はとげぬき地蔵のあたりまで歩くことになるとは思っておらず、ちらっと駅前を見たら電車に乗ってしまうつもりだったので、駅構内や近くの店で少し菓子などを購入。その後、気が変わって地蔵通りを歩きながら食堂を目指した。
ところで、巣鴨の駅前でたまたま信号が赤になってしまい、駅にもどるまでに少し時間がかかったので、くるりとうしろをふり向いて、驚いた。西日本を中心に店舗を展開する「千鳥屋」、「千鳥饅頭」、そしてもう1社を含む会社とは別に、東京に本社をおく「千鳥屋総本家」は、先月破産したのだが、破産して、すぐさま閉店したものだと思っていた。ところが駅前にまだ看板を見て「あっ、潰れてなかったんだ」と、大声ではなかったものの、口に出してしまった。帰宅後に検索をしてみたところ、破産した千鳥屋で間違いない東京に本社がある千鳥屋だったので、おそらく破産の宣告を受けたのち、引き受け手でも見つかって影響を継続しているということなのだろうか。
思わず声をあげてしまい恥ずかしいと思ったその瞬間、近くに立っていたふたりづれがふり返り、同じことを思ったのが「あっ、ここ、ここ」と、驚いたように店内に突進していくではないか。わたしの言葉で気づいたのだろうが、ちょっと恥ずかしかった。さすがにお店の中にまでは、聞こえていなかったと思うが。
おさらいしておくと(詳しくは日本語版Wikipediaを参照)
○ 千鳥饅頭総本舗 – 九州や西日本中心
○ 千鳥屋本家 – こちらも九州中心
○ 千鳥屋宗家 – 関西中心
○ 千鳥屋総本家 – 東京が本社。巣鴨の駅前にある千鳥屋は、こちらの系列。
チロリアン、千鳥饅頭など多くの店で共通する商品は、売られている個々のものに味に違いはあるのかもしれないが、少なくとも名称とパッケージはよく似ているので、頭が混乱してしまう人も多いかと思う。わたしもいまおさらいしながら、何度も何度もネットで検索して頭を整理した。