バウムクーヘン博覧会というものが去年から開催されている。去年は神戸のみ、今年は広島でも開催された。バウムクーヘンのサイトを運営する人間としてはぜひとも参加せねばと出かけてきたわけだが、実はわたしが好きなのはバウムだけではない。かなり「食い物」系は、追いかける性格である。
何か都内でパンのイベントはないかと検索していて、驚きの情報を見つけてしまった。
去年の3月に世田谷の二子玉ライズで開催された「カレーパン博覧会」だ。
ご関心のある方は「カレーパン博覧会 炎上」などで検索していただければよいかと思うが、なんと…朝の11時から夕方の19時まで開催でひとり5個まで、混雑が激しい場合は入場制限をかけると、さんざん脅しておきながら、開始後の11時15分にツイートした人の添付写真によれば、「売り切れたので終了」と電光掲示板の表示が。
あり得なさすぎる。見こみ違いにもほどがある。残りの時間、会場のスタッフは拡声器で「終了しました」とふれまわったのだろうか。パンは実演販売ではなく仕入れだったのか? カレーパンなら熱々が勝負という気がしないでもないが、おそらく、15分で終了するような個数しか用意していなかったということならば、全量が仕入れだったのだろう。
読んでいて、にわかには信じがたいのだが、関係者は誰もこの可能性に気づきもしなかったのだろうか。誰かの案にめくら判を押す人間ばかりだったとか?
まったくもって、信じがたい。