姫路城はきれいだなとか、今治城も見てみたいとか、あちこちの観光サイトを見ているうち、自分が日本史をけっこう忘れていることに気づかされた。
大政奉還と廃藩置県は、それぞれ何年だっただろうとか。楽市楽座ってなんだっけとか。大昔は年末年始に何時間も放映されていた時代劇を見るのが好きで、モデルになることが多かった織田信長と豊臣秀吉の時代(安土桃山)は、ほかの時代よりはよく覚えているような気がしていたが、それはただの思いこみだった。地理や歴史の雑学本などをざっと見ただけで、わずかな自信は壊滅状態である。
それにしても、大化の改新や大宝律令について考えていたとき、かつて一万円札でお世話になった聖徳太子ではなく、それをパロディにした青池保子の漫画作品に出てきた聖徳太子が頭に浮かんで困ってしまった。漫画恐るべし。