一昨日だっただろうか。夕方のニュース番組で、本業は建設業である会社が、除草用ヤギをレンタルしている話をレポートしていた。
だいたいのところをかいつまむと:
依頼された空き地にヤギを連れていって、草を食べさせる。機械で刈った場合に草は廃棄物となり、処理のための運搬が必要となるが、ヤギなら糞をするだけで騒音も出ない。また、食べさせているのが草であるため、糞の匂いもきつくないのだそうだ。
ヤギは顎の形状により、地面ぎりぎりのところの草は食べない。つまり、根がかろうじて残る程度の、見た目が自然な感覚での除草がおこなえる。
仕事場に連れていくための輸送の燃料代以外は、エサは現地調達(草)なので、ほとんどコストがかからないとのこと。こう聞くと「よいことづくめ」のような気がしてくる。それに殺風景な草地だと思って何気なく目をやったら、そこでヤギが草をはんでいたという光景にもし出くわしたら、すさんだ心がなごみそうな気がするが、どうだろうか (^^; 。
食いしん坊のわたしに言わせてもらえば、ここでヤギブームが到来して、ヤギミルクなどがもっと普及してくれないかと思う。一席三鳥になるかもしれない。