子供のころ、夏目雅子が演じた三蔵法師で、「西遊記」のおもしろさを再発見した。そしてテレビCMでたびたび流れていた「なめたらあかんぜよ」(映画「鬼龍院花子の生涯」での台詞)は、一世を風靡した。
お亡くなりになって33年という。
そして、夏目雅子の兄と結婚した田中好子。女優業のかたわら、夏目雅子のこともあって、抗がん剤で苦しむ人のために人毛を利用した医療用かつら推進に貢献した。「髪の毛の寄付を」と呼びかけていたご自身もまた、皮肉なことにがんで2011年に帰らぬ人となった。なんとも残念だった。
ふたりとも、大好きな女優だった。