通販だろうと実店舗だろうと割引きはなさそうなメーカーの商品で、ほしいものがあった。10月にはいって、ココカラファインが店舗で受けとれば送料は不要というサービスをはじめたそうなので、利用することに。
発送の際に書かれた伝票番号を使って自分で追跡し、店に到着になったころに受けとりに行くというシステムらしい。発送元が都内または近郊だったようで、翌日には最寄り店舗に商品が届いたため、受けとりに出かけてきた。
ゆうパックの伝票番号を見たときから疑問に思っていたのだが、サイズが80と書かれていた。買った物は60サイズでもじゅうぶんすぎるほどのものだったが、いったいどういうことなのかと、首をかしげていた。そして、実店舗でほかの買い物と一緒に用件を告げると(一緒に受付番号を伝える必要がある)、やはり80サイズのダンボールで出てきた。
やや驚いたが、うわ〜これこのまま持ち帰るのかと思ったら、お店の人が「お袋にお入れいたしますか」…。いや、ちょっと待て、中身がどれだけ小さいか、お店の人は知らないのかと「開けていただいてもいいですか(中身だけ持ち帰りたいのニュアンス)」と尋ねると、客の注文した中身を自分たちが開けていいものかどうかと、一瞬とまどいの表情を浮かべた。おそらく10月からはじまったサービスなので、本部との約束事が決まっていないのだろう。ならばと、言われたとおりに箱ごと袋に入れてもらい、持ち帰った。
それにしても、ちょっと待て、と思う。
これは個人宅に送ったら送料をとるはずのものが、受けとりが店舗だからと送料無料なのだ。だが運用は普通のゆうパック(しかも大きめサイズ)で、お店の人は代理で受けとったほかに箱に合う大きめレジ袋まで必要になる。費用かさみまくり。どこにしわ寄せが?
…たぶん、そのうち有料化にするのだろうな。あるいは本部からの発送ではなくて現地在庫を充当させてあとから帳簿のやりくりしたほうがよさそうだ。いずれにせよ、このままのサービスで長くつづくとは、ちょっと思えない。
便利なので、なんとか工夫して、つづけてもらいたい。