Macのキーボードでは、commandと書かれたキーの上に⌘のマークがある。どうも位置からしてfnキーなどを同時に押したときにその⌘の意味合いになるものと考えていたのだが、そもそも⌘はなんと読むのか。
検索したところ、これはコマンドキーを表す記号のようである。つまりcommand keyが⌘とイコールらしい。わたしが勝手に「⌘というのはcommand keyとfnキーを一緒に押したときに使える機能だろう」と考えたのは勘違いで、ただ「ここがコマンドキーですよ」という模様であるらしい…あれこれ読んできたが、どうもそういうことのようだ。
なぜこんなことを考えたかというと、あるソフトウェアで「最近のバージョンでは、コマンドキーとNを押しても新規ファイルが作れなくなりましたね」と作者さんにメールを差し上げたところ、現在でも対応しているはずだとのお返事をいただいたことによる。おかしい、自分だけだろうかと、あれこれ実験のために、コマンドキーと一緒にシフトを推したりシフト+optionを押すなどを試していたら、fnキーと一緒の場合には新規ファイルが作成されることがわかった。その場所に書かれていたのが⌘キーであったため「これはなんと読むのだろう」と思ったのが、きっかけである。
けっきょく、わたしのキーボードの問題なのか、OSの問題なのか、それはわからなかったが、fnキーを押せば使えることがわかっただけでも収穫だ。
それにしてもこの文章、音読は困難だ。⌘とcommandとコマンドがすべて読みが一緒ということになる。Macで音読させたらどうなるか、あとでやってみよう。