明るい短編に仕上げたい

 思うところあり、ある場所に短編小説めいたものを出そうと考え、文章を書いている。
 題材は指定されており、その性質からして、先行きに暗さを持つものである。その通りに暗く綴る短編なら誰でも書けるだろうが、書いていて面白くない。読む人もまた「ああ、これも暗いのか」とうんざりするはずである。

 明るく仕上げろという規定があるわけではない。だが明るく書きたい。おもしろくしろとか、感動させろという決まりもないが、文章においては、書き手と読み手のあいだに「相手に誠実であれ」といった暗黙の礼儀はあるように思うので、やはり何らかの含みがあるものを目指したい。

 今回の件に関して、わたしはどうしても書きたいことがあるというよりは、書くことに費やすその「時間」が楽しくて好きなのだろうと思う。

 そして、今日もパソコンの画面に向かっている。

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