近所の郵便局の入り口に、よく個人営業の飲食店にあるような立て看板(黒板のようなものに色とりどりの手書きポップ)があった。何気なく文字を読んだら、驚いた。だいたいこんな文面だった → 「アパ社長カレー、やみつきになります。窓口で販売中」
アパ社長というからには、あのお顔がドドンと出ているパッケージなのだろう。現物を見なくても想像がつく。それをなぜ郵便局でと、わたしはとまどって、あり得ないものをみたような気分になってしまった。キョロキョロしたが、どう見ても郵便局の入り口であり、隣接する建物の立て看板ではない。それに隣接の飲食店や小売店なら「窓口で」とは書かない。窓口というのはだいたいが金融機関やお役所である。それ以外の場所では「受付」となら書くかもしれないが、窓口とは書かない。
近くを何人かが歩いていたので、立て看板の撮影はしなかった。だが家に帰ってきて検索したら、どうもほかの郵便局でも売っているらしい。とくに今年になってからのツイートが多い。どうしたんだ、日本郵便とアパホテルは仲がいいのか。いったいどういうことなんだ。
とりあえず、現物を突然に目にするより前に、心の準備ができてよかった。郵便局に行くときは気をつけて、その場で驚かないようにしよう。